本記事の構成および論理分析にはAI(人工知能)を使用しています。情報の正確性は、システム管理者(UNIXユーザー)による手動検証済みです。
vi 入門|“こわくない” はじめの一歩|UNIX Cafe

UNIX Cafe | 第56回
vi が怖いと感じたら、まずは「1行だけ書いて閉じる」から始めれば大丈夫
ミナちゃん「vi って、入ったら出られなくなるって聞いて、ちょっと怖いです……」
vi に初めて触れるとき、多くの人がまず不安になるのは自然なことです。
ターミナルに突然あの画面が出てくるだけで、「何か難しいことが始まった」と感じやすいからです。
でも、最初から全部を理解する必要はありません。
まずは 開く → 1行書く → 保存して閉じる だけ体験すれば十分です。
このページでは、vi が怖く感じる理由をやわらげながら、初心者が最初に覚えるべき最小限の操作だけに絞って、やさしく進めます。
動画で流れを先に見たい方は、UNIX Cafe の YouTube もあわせてどうぞ。記事と同じく、初心者向けのやさしい流れで vi の最初の一歩を確認できます。
最初に覚えるのは、たった3つでいい
vi が難しく見えるのは、最初から覚えることが多そうに見えるからです。
でも最初の練習なら、本当に必要なのは次の3つだけです。



「覚えるのは i と Esc と :wq。まずはそれだけでいいよ」
i:文字を書くための入口Esc:迷ったときに戻るための基本キー:wq:保存して終了するための合図
この3つが分かるだけで、最初の「怖い」はかなり小さくなります。
特に Esc は、初心者にとっての安心ボタンです。
まずは1分だけ、実際に触ってみよう
ここからは、練習用の小さなファイルで試します。
うまくいかなくても、すぐに壊れるようなことはありません。
1. vi でファイルを開く
ターミナルで、次のように入力します。
vi hello.txt画面が切り替わって、まだ文字が打てなくても正常です。
この時点では、まだ「入力する状態」になっていないだけです。
2. i を押して、1行だけ書く
キーボードの i を押してみてください。
画面の下に -- INSERT -- と表示されたら、文字を書ける状態です。
そのまま 1 行だけ入力してみましょう。
Hello UNIX Cafe文字が入れば成功です。
この時点で、もう vi に対する最初の壁はかなり低くなっています。
3. Esc を押して、いったん戻る
書けたら、今度は Esc を押します。
これで「入力する時間」は終わりです。vi では、文字を書く状態と、操作する状態が分かれています。
今は理屈を全部覚えなくても大丈夫です。
まずは i で書く、Esc で戻る という往復だけ、体で覚えれば十分です。
4. :wq で保存して閉じる
Esc を押したあと、次を入力して Enter を押します。
:wqこれで、保存して終了できます。
最初の体験としては、本当にこれだけで十分です。
保存できたか確認してみよう
ターミナルに戻ったら、次を実行します。
cat hello.txt画面に次の文字が出れば成功です。
Hello UNIX Cafe「開けた」「書けた」「閉じられた」。
この3つができれば、もう最初の一歩は越えています。
保存せずにやめたいときは :q!
練習中は、「もし変なことをしたらどうしよう」と不安になることがあります。
そんなときは、まず Esc を押してから、次を入力します。
:q!これは「保存せずに終了」の意味です。
やり直せる手段があると分かるだけで、気持ちはかなり楽になります。
vi が怖くなくなる最初のポイント
- 最初に文字が打てなくても正常です
iを押せば、文字を書けます- 迷ったら、まず
Escを押せば立て直しやすくなります - 終わるときは
:wq、保存せずやめるときは:q!です



「思っていたより、ちゃんと触れました」
まとめ|最初は理屈より、小さく触れることが大事
vi は、最初から全部を理解する必要はありません。
まずは i / Esc / :wq、必要なら :q! を覚えて、小さく触ってみれば十分です。
「開けた」「書けた」「閉じられた」という体験が一度できるだけで、vi への見え方はかなり変わります。
次は、なぜ vi が最初に文字を入力させてくれないのか、その理由をやさしく見ていきましょう。
モードの考え方が分かると、もっと落ち着いて扱えるようになります。
動画で復習したい方は、YouTube の UNIX Cafe もどうぞ。文章だけでは伝わりにくい「入力して戻る」流れを、画面の動きで確認できます。
次回予告
次回は、vi がなぜ最初に文字を入力させてくれないのか、その理由をやさしく見ていきます。モードの考え方がわかると、ぐっと落ち着いて触れるようになります。
復習してみよう
復習したい方は、こちらもあわせてご覧ください。













