第5回 vi 入門|undo と redo で「やり直し」を味方につける|UNIX Cafe

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本記事の構成および論理分析にはAI(人工知能)を使用しています。情報の正確性は、システム管理者(UNIXユーザー)による手動検証済みです。

第5回 vi 入門|undo と redo で「やり直し」を味方につける

vi 入門 | 第5回

目次

落ち着いてやり直せる「vi undo・redo」の使い方

vi では、操作を間違えないことより、戻せることを知っているほうが大切です。消しすぎたり、思ったのと違う形にしてしまっても、戻せると分かっていれば落ち着いて触れます。

今回のゴールは、uCtrl + r を使って、安心して試しながら編集できるようになることです。この2つを知っているだけで、vi はかなり怖くなくなります。

動画で流れを先に見たい方は、UNIX Cafe の YouTube もあわせてどうぞ。記事と同じく、初心者向けのやさしい流れで vi の操作を確認できます。


📝 この記事で学べること

  • u で直前の操作を取り消す方法
  • u を複数回押して何度でも戻る方法
  • Ctrl + r で取り消した操作をやり直す方法
  • undo と redo が役立つ具体的な場面

undo は直前の操作を元に戻すこと

undo は、直前の編集操作を元に戻すことです。文字を消しすぎた、行を削除してしまった、入力ミスをした、といった場面でいつでも使えます。コマンドモードで u を押すだけで、直前の操作が取り消されます。

u で直前の操作を取り消す

u は「undo(アンドゥ)」の頭文字です。コマンドモードで押すと、直前の編集操作をひとつ取り消せます。

u : 直前の操作を取り消す(undo)

たとえば、次のような行から誤って「orange」を dw で削除してしまったとします。

Before(dw で orange を削除してしまった)

apple banana

After(u を押した)

apple orange banana

u を1回押すだけで、削除する前の状態に戻ります。u は何度でも押せます。押すたびにひとつ前の操作へさかのぼるので、複数回間違えた場合もまとめて戻せます。


💡 u を押す前に Esc でコマンドモードに戻りましょう

入力モードのまま u を押しても、「u」という文字が入力されるだけです。u で取り消したいときは、先に Esc でコマンドモードに戻ってから押してください。


redo は取り消した操作をやり直すこと

undo で戻したあとに、「やっぱりさっきの編集でよかった」と思うこともあります。そんなときに使うのが redo(リドゥ)です。

Ctrl + r でやり直す

Ctrl を押しながら r を押すと、u で取り消した操作を再び実行できます。「取り消しすぎた」と気づいたときの戻し方です。

Ctrl + r : 取り消した操作をやり直す(redo)

先ほどの例で u を押して「orange」を復元したあと、「やはり削除したままでよかった」と気づいた場合は Ctrl + r を押します。

Before(u で orange を復元した状態)

apple orange banana

After(Ctrl + r を押した)

apple banana

uCtrl + r はセットで覚えましょう。「取り消す」と「やり直す」を往復できると、編集の自由度がぐっと広がります。

undo と redo が役立つ場面

この2つが使えると、次のような場面で迷わなくなります。

  • 削除コマンドで消しすぎてしまったとき → u で戻す
  • 書き換えてみたがうまくいかなかったとき → u を繰り返して前の状態へ
  • 戻しすぎて「やはりさっきでよかった」と気づいたとき → Ctrl + r でやり直す
  • 変更前と変更後を見比べたいとき → uCtrl + r を交互に使う

完璧に操作しようとしなくて大丈夫です。少し触ってみて、違ったら戻す。必要ならやり直す。その繰り返しで、操作は少しずつ体に馴染んでいきます。


⚠ 注意:undo の回数には限りがある場合があります

昔ながらの vi では、取り消せる操作の数が限られていることがあります。vim ではより多くの操作を遡れます。大切なファイルを編集するときは、こまめに :w で保存しておくと安心です。


まとめ|戻せること自体が大きな安心になる


✔ この記事のまとめ

  • u は直前の操作を取り消す。コマンドモードで押す
  • u は何度でも押せる。押すたびにひとつ前の操作へ戻る
  • Ctrl + r は取り消した操作をやり直す
  • 入力モードのまま u を押しても「u」が入力されるだけ。Esc を先に押す
  • 大切なファイルを編集するときは、こまめに :w で保存しておくと安心

uCtrl + r を知っているだけで、vi はかなり怖くなくなります。「間違えたら戻せる」という安心感があると、次の削除コマンドや置換操作も気軽に試せるようになります。

次回予告

次は、「vi 削除コマンド」の基本を見ていきます。「やり直し」を味方につけておくと、削除も安心して試せるようになります。

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便利な小ワザをまとめて見たい方は、「vim 入門|『これ便利かも』と感じる小さなワザを、まず5つだけ」もあわせてどうぞ。

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この記事を書いた人

のいのアバター のい UNIX Cafe マスター

Macintosh Color Classicから始まった旅は、長いWindows時代を経て、Windows10のサポート終了をきっかけにUNIXの世界へ戻ってきました。UNIX Cafeでは、UNIX・Linux・そしてMacな世界を、むずかしい言葉を使わず、物語のように書いています。プログラミングは、アイデアをコンピューターに伝えるための言葉です。簡単な単語と文法を覚えれば、誰でもコマンドを使えます。ぜひ一度、やさしいプログラミングの世界をのぞいてみてください。

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