本記事の構成および論理分析にはAI(人工知能)を使用しています。情報の正確性は、システム管理者(UNIXユーザー)による手動検証済みです。
第5回|Pythonの型とは?int・float・strの違いとtype()の使い方 | はじめてのPython

はじめてのPython | 第5回
1. はじめに
この回では、Pythonで扱う数値と文字列の違いを確認します。見た目が似ていても、Pythonでは別の種類のデータとして扱われることがあります。
特に、10 と "10" の違いは初学者がつまずきやすいポイントです。この回で、型の基本と type() の使い方を押さえます。
2. この回で学ぶこと
- 型とは何か
intfloatstrの違いtype()で型を確認する方法- 数値の
10と文字列の"10"の違い - 型の違いで結果が変わる例
3. 概念の説明
Pythonでは、データにはそれぞれ種類があります。この種類のことを型と呼びます。
この回では、次の3つを扱います。
int: 整数float: 小数str: 文字列
たとえば、次の値はそれぞれ別の型です。
10
3.14
"Hello"10は整数なのでintです。3.14は小数なのでfloatです。"Hello"は文字列なのでstrです。- また、
10と"10"は見た目が似ていますが同じではありません。 10は数値、"10"は文字列です。- 型を確認したいときは
type()を使います。
4. サンプルコード
次のコードを見てください。
print(type(10))
print(type(3.14))
print(type("Hello"))
print(10 + 5)
print("10" + "5")このコードでは、型の確認と、数値と文字列で結果が変わることを見られます。
5. 実行手順
まず、types.py というファイルを作ります。
touch types.pytypes.py をエディターで開き、次のコードを書いて保存します。
print(type(10))
print(type(3.14))
print(type("Hello"))
print(10 + 5)
print("10" + "5")保存したら、ターミナルで次のコマンドを実行します。
python3 types.py実行結果は次のようになります。
<class 'int'>
<class 'float'>
<class 'str'>
15
105最後の2行に注目してください。10 + 5 は数値の計算なので 15 になります。一方で "10" + "5" は文字列の連結なので 105 になります。
6. コードの読み方
print(type(10))は、10の型を表示しています。- 結果が
<class 'int'>なら、その値は整数です。 print(type(3.14))は、小数の型を表示しているので<class 'float'>になります。print(type("Hello"))は、文字列の型を表示しているので<class 'str'>になります。print(10 + 5)は、数値どうしの足し算です。そのため、結果は15になります。print("10" + "5")は、文字列どうしを+でつないでいます。- この場合は計算ではなく連結になるため、結果は
105です。
7. 初学者がつまずきやすい点
10と"10"は別の型である+は数値では足し算、文字列では連結になる3と3.0も別の型である- 引用符で囲むと文字列になる
- 見た目だけで型を判断しない
たとえば 20 は数値ですが、"20" は文字列です。画面に表示されたときに同じように見えても、Pythonの中では別のデータとして扱われます。
8. よくあるエラー
1つ目は、数値と文字列をそのまま足そうとした場合です。
TypeError: unsupported operand type(s) for +: 'int' and 'str'たとえば次のようなコードです。
print(10 + "5")10 は数値、"5" は文字列なので、そのままでは足せません。
2つ目は、type のつづりを間違えた場合です。
NameError: name 'tpye' is not definedたとえば print(tpye(10)) のように書くと、Pythonはその名前を見つけられません。
3つ目は、文字列を囲う引用符を忘れた場合です。
NameError: name 'Hello' is not definedprint(type(Hello)) のように書くと、Hello を文字列ではなく名前として解釈しようとします。
9. 練習用コード
次のコードを practice_types.py として保存して実行してください。
print(type(100))
print(type(2.5))
print(type("100"))
print(100 + 20)
print("100" + "20")実行したあとで、どの行が型の確認で、どの行が数値の計算か、どの行が文字列の連結かを確認してください。
余裕があれば、値を自分で変更して、結果がどう変わるか試してください。
10. この回で理解しておくこと
- 型はデータの種類を表す
intは整数、floatは小数、strは文字列type()を使うと型を確認できる10と"10"は別のデータ+の意味は型によって変わる
11. まとめ
今回は、数値と文字列の違い、そして型の基本を確認しました。
今後は入力や計算を扱うときに、値が数値なのか文字列なのかを意識することが重要になります。
型の違いを理解しておくと、エラーの原因も見つけやすくなります。
12. 次回予告
次回は、キーボードから値を受け取る input() を学びます。入力した値が文字列として扱われることと、数値に変換する必要がある場面を確認します。
復習してみよう
復習したい方は、こちらもあわせてご覧ください。













