
やさしい UNIX & Linux | 第21回
はじめに|中身は、ただの文字
前回は、
はじめてファイルを作りました。
中は空っぽでも、
ちゃんと「ファイル」でしたね。
今日は、その続きです。
今日は、
ファイルの中をのぞいてみる 回です。
難しいことはしません。
使うのは、文字だけ。
Linuxの世界が、
少しだけ身近になる回です。
Linuxのファイルは、文字でできている
Linuxでは、
多くのものが 文字 でできています。
設定も、ログも、
そしてプログラムも。
まずは、その感覚を
やさしく体験してみましょう。
ファイルの中を見る|cat
前回作ったファイルを、
もう一度使います。
cat sample.txtEnterキーを押すと、
何も表示されないかもしれません。
それで、正解です。
中身が空なら、
何も出てこない。
Linuxは、とても正直です。
文字を表示してみる|echo
次に、
文字を画面に出してみます。
echo HelloEnterキーを押すと、Hello と表示されます。
これは、
文字を表示するだけ のコマンドです。
まだ、ファイルには書いていません。
文字をファイルに書いてみる
では、その文字を
ファイルに入れてみましょう。
echo Hello > sample.txtEnterキーを押しても、
何も表示されません。
でも、大丈夫です。
もう一度、中をのぞいてみる
もう一度、
ファイルの中を見てみます。
cat sample.txt今度は、Hello と表示されたはずです。
これは、
- 文字を書いて
- ファイルに保存して
- それを表示した
という、ひとつの流れです。
「書く」と「見る」は、別のこと
ここで、
大切なことがあります。
echoは、文字を出すcatは、中を見る
役割は、はっきり分かれています。
Linuxでは、
ひとつのことを、ひとつの道具で行う
という考え方を大切にします。
失敗しても、怖くない理由
もし、
- 間違った文字を書いた
- 上書きしてしまった
としても、心配はいりません。
これは、
練習用のファイルです。
何度でも、
やり直して大丈夫です。
今日は、ここまでで十分
今日は、
- ファイルの中を見て
- 文字を表示して
- 文字を書いてみました
これだけで、十分な一歩です。
「編集ソフト」は、まだ使いません。
今は、文字とファイルに慣れる ことが大切です。
まとめ|文字が、形になった
今日できたことは、
- 文字を表示できた
- 文字をファイルに書けた
- ファイルの中身を確認できた
Linuxの世界が、
少しだけ見えてきました。
ここから先は、
文字が積み重なっていきます。
次回への小さな予告|ファイルは、育てられる
次回は、
上書き と 追記 の違いを見てみます。
ファイルは、
消えるだけではありません。
育てることもできる。
その感覚を、
やさしく体験しましょう。
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