
やさしい UNIX & Linux | 第11回
3つのサーバー、何がどう違うの?
レンタルサーバー、VPS、クラウド。
どれも「サーバー」と呼ばれていますが、違いが分かりにくいですよね。
この3つの違いは、むずかしい技術の差というより、「どこまで自分で管理するか」の違いです。
順番に、やさしく見ていきましょう。
共通点|どれも「インターネットの向こうにある自分の場所」
レンタルサーバーも、VPSも、クラウドも、 インターネットの向こうにあるコンピューターを使います。
そこに、Webサイトを置いたり、 データを保存したりします。
違うのは、その場所をどれくらい自由に使えるか、 そして、どれくらい自分で管理するかです。
レンタルサーバーとは?
レンタルサーバーは、いちばん始めやすいサーバーです。
最初から環境が整っていて、 むずかしい設定は、ほとんど必要ありません。
特徴
- 管理はサービス会社が行います。
- 画面操作だけで使えることが多いです。
- WordPressなどが、すぐ使えます。
「用意された部屋を借りて、そのまま使う」 そんな感覚です。
向いている人
- ブログやWebサイトを作りたい人
- サーバー管理はしたくない人
「まずは安心してブログやWebサイトを始めたい」 と思ったなら、レンタルサーバーが向いています。
国内向けの個人サイトやブログなら、 表示速度やサポートが安定している レンタルサーバーを選ぶと安心です。
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VPSとは?
VPSは、レンタルサーバーより自由度が高いサーバーです。
1台の大きなサーバーを、 いくつかに分けて使います。
その中の1つを、 自分専用として使うイメージです。
特徴
- OSから自分で操作できます。
- ソフトや設定を自由に変えられます。
- 管理や更新は自分で行います。
「部屋は借りるけれど、 中の管理は自分で行う」 そんな感じです。
向いている人
- Linuxを触ってみたい人
- サーバーの仕組みを学びたい人
クラウドとは?
クラウドは、考え方が少し違います。
「この1台を使う」というより、 必要な機能を組み合わせて使う仕組みです。
特徴
- 必要に応じて性能を変えられます。
- 世界中に分散した仕組みです。
- 大きなサービスに向いています。
便利ですが、 最初は少し分かりにくく感じることもあります。
向いている人
- 規模が大きくなるサービスを作りたい人
- 拡張性や安定性を重視する人
3つの違いを整理すると
やさしくまとめると、次のようになります。
- レンタルサーバー:管理はお任せ
- VPS:管理は自分で行う
- クラウド:仕組みを組み合わせて使う
どれが正解、ということはありません。
今の目的に合っているか、 それが一番大切です。
まとめ
レンタルサーバー、VPS、クラウドの違いは、 サーバーとの「距離感」の違いです。
最初は、近づきすぎなくて大丈夫です。 必要になったら、少しずつ触っていけばいい。
サーバーは、 だんだん分かってくるものです。
もし、 「サーバーの中を、自分で触ってみたい」 と思い始めたら、VPSという選択肢があります。
最初は小さな構成で十分です。 Linuxを動かし、 コマンドで操作する体験ができます。
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