
やさしい UNIX & Linux | 第23回
はじめに|ここまで来ました
このシリーズは、
Linuxやサーバーに はじめて触れる人 のために始まりました。
難しい説明をするためではなく、
「怖くない」と感じてもらうためです。
そして、
今日がその最終回です。
特別なことはしません。
新しいことも、あまり増やしません。
これまでに触れてきたものを、
そっと整理して、振り返る 回です。
ここまでで、できるようになったこと
このシリーズを通して、
少しずつ、いろいろなことを体験してきました。
- サーバーにログインできるようになった
- 今いる場所を確認できるようになった
- ファイルを作れるようになった
- ファイルの中身を見て、文字を書けるようになった
- 上書きと追記の違いを知った
どれも、小さな操作です。
でも、自分の手で確かめた経験 です。
フォルダで整理するという考え方
ファイルが増えてくると、
少しだけ整理したくなります。
そこで使うのが、フォルダです。
フォルダは、
入れ物を分けるための箱 のようなもの。
まずは、フォルダを作ってみましょう。
mkdir workこれで、work というフォルダができました。
ファイルを移動してみる
次に、作ってきたファイルを移動してみます。
mv sample.txt work/もう一度、一覧を見てみましょう。
lsそして、フォルダの中を見ます。
ls worksample.txt が中にあれば、成功です。
ファイルは、
場所を変えても、中身はそのまま です。
コピーと削除について
ファイルは、
コピーすることもできます。
cp sample.txt copy.txt同じ中身のファイルが、もう一つできます。
一方で、
削除することもできます。
rm ファイル名ただし、削除は
戻らない操作 です。
今日は、「そういう操作がある」と知るだけで十分です。
整理できると、安心できる
フォルダで分けて、
必要なものが分かれていると、
- 迷いにくくなる
- 間違えにくくなる
- 落ち着いて操作できる
ようになります。
Linuxは、
慣れるほど 静かで、正直な世界 です。
あえて、やらなかったこと
このシリーズでは、
あえて触れなかったこともあります。
- 設定ファイルの変更
- セキュリティの細かい調整
- Webサーバーの構築
それは、
まだ必要ないからです。
入口では、
無理に先へ進まなくていい のです。
Linuxの入口に、ちゃんと立てた
このシリーズのゴールは、
「何でもできるようになること」ではありません。
- 怖くなくなる
- 触っても大丈夫だと分かる
- また戻ってこられると思える
それだけで、
入口としては十分です。
もう、Linuxは遠い世界ではありません。
まとめ|最初の一歩は、もう終わっています
今日で、
このシリーズはいったん終わります。
でも、
終わったのは「入口の案内」だけです。
この先には、
- Webサーバーの世界
- プログラミングの世界
- 運用や自動化の世界
いろいろな道があります。
どこへ進むかは、
今すぐ決めなくて大丈夫です。
Linuxは、逃げません。
おわりに|いつでも、またここから
もし、
少し忘れてしまっても。
もし、
しばらく離れても。
また戻りたくなったら、
この入口から、もう一度始めてください。
ここには、
静かな場所があります。
それで、十分です。
これで
「やさしい UNIX & Linux」第1部(第23回)は完結です。
本当に、おつかれさまでした。
さらに学びたいあなたへ
📘 用途ごとに選ぶ Linux のおすすめ本

