
> 「黒い画面、ちょっとこわい?」
> でも大丈夫。ここではユニ先生とミナちゃんが、やさしくUNIXを教えてくれます。
登場キャラクター紹介

ユニ先生:ペンギンのUNIX先生。穏やかで物知り。難しいこともやさしい言葉で教えてくれる。「コマンドは友達だよ〜$」が口ぐせ。

ミナちゃん:明るく元気な生徒。少し天然だけど、いつも好奇心いっぱい。「lsって“ルズ”って読むんですか?」が名セリフ。
コマンドの基本へようこそ!

「先生〜!黒い画面に文字を打つなんて、ちょっと緊張します!」

「大丈夫だよミナちゃん。ひとつずつコマンドを覚えれば、きっと好きになるよ〜$」
よく使う基本コマンドの紹介
ls|中身を見てみよう

「ls
は“list”の略だよ。フォルダの中身を見られるコマンドなんだ〜$」

「あっ!ファイル名がいっぱい出てきた!」
ls Documents Downloads Pictures Music
ls -a
隠しファイルも表示(.
で始まるファイル)
ls -l
詳細表示(ファイルサイズや日付も見える)
cd|場所を移動しよう

「cd
は“change directory”。お部屋を移動するコマンドだよ〜」

「cdって、“シーディー(音楽CDのこと)”じゃなくて、“シーディー(change directoryのコマンド)”なんですね!」
cd Documents
cd ..
/ 1つ上のフォルダへ戻る
cd ~
自分のホームディレクトリに戻る
pwd|いまいる場所を確認しよう

「pwd
は“print working directory”。いま自分がどこにいるかを教えてくれるコマンドさ。」

「なるほど〜!自分の“現在地”がわかるんですね!」
pwd /home/mina/Documents
UNIXは階層構造 pwd
はまるで“地図アプリの現在地”のようなコマンド。
mkdir|新しいフォルダを作ろう

「mkdir
は“make directory”。新しいフォルダをつくるときに使うよ〜」「フォルダを作成したら ls で確認しましょう!」
mkdir my_cafe

「やった!“my_cafe”ってフォルダができました☕」
ls Documents Downloads Pictures Music my_cafe
mkdir -p path/to/folder
:途中のフォルダもまとめて作れる。
rm|いらないファイルを消そう(慎重に!)

「rm
は“remove”。でも、消したら戻せないこともあるから、慎重にね〜」

「はいっ!ちゃんと確認してから使います!」
rm old_file.txt
rm -i file
:削除前に確認できて安心
rm -r folder
:フォルダごと削除(要注意⚠️)
コーヒーブレイク:ユニ先生のひとこと

ユニ先生のメモ
UNIXは“命令”というより、“会話”なんだ。
コマンドを打つたびに、コンピュータがちゃんと応えてくれる。
それが、UNIXのやさしさなんだよ〜$
まとめ

「最初はドキドキしたけど、コマンドっておもしろいですね!」

「そうだね〜。少しずつ覚えて、どんどん仲良くなろう〜$」