
UNIX Cafe | 第76回
はじめてでも安心して使うために
Pythonをはじめるとき、
「どのエディタを使えばいいんだろう?」
と迷う方は、とても多いです。
でも、実は mac に最初から入っているエディタ でも、
Pythonは問題なく動かせます。
ただし、
少しだけ気をつけたいポイント があります。
このページでは、
macの標準エディタ(テキストエディット)を使う場合の注意点を、
やさしくまとめます。
まず安心してほしいこと
結論から言うと、
- mac のエディタで作った Python ファイルでも
- 文字コードが原因でエラーが出ることは
- ほとんどありません
今の mac と Python 3 は、
最初から相性がよい設定になっています。
そのため、
「vi を使っていないからダメ」ということは、ありません。
注意点①「標準テキスト」で保存する
テキストエディットは、
そのまま使うと 文字を装飾できる形式 で保存されます。
ですが、Pythonが読めるのは、
飾りのない、シンプルな文字だけ です。
設定のしかた
- テキストエディットを開く
- 画面上のメニューから 「フォーマット」→「標準テキストにする」
- その状態でファイルを保存
これだけで、
Pythonが正しく読めるファイルになります。
注意点② ファイル名が「.py」になっているか
macでは、
見た目と中身が違うことがあります。
たとえば、
- 見た目:
game.py - 実際:
game.py.txt
という状態です。
この場合、
Pythonは「これはPythonファイルではない」と判断します。
確認方法
- Finderでファイルを選ぶ
- ⌘ + I(情報を見る) を押す
- 「名前と拡張子」を確認する
ファイル名が.py で終わっていればOK です。
文字コードは気にしなくて大丈夫?
多くの方が心配するのが、文字コードです。
でも、安心してください。
- mac の標準エディタ → UTF-8
- Python 3 → UTF-8 を前提に動作
つまり、
最初から同じ言葉で話しています。
print("こんにちは")のように、日本語を書いても、
問題なく動きます。
エラーが出たら、どう考えればいい?
もしエラーが出た場合も、
それは「エディタが悪い」ことは、ほとんどありません。
多くの場合は、
- ファイル名がちがう
- 保存されていない
- 実行している場所がちがう
といった、
小さな行き違い が原因です。
Pythonは、
エラーが出たとき、ちゃんと教えてくれます。
「何もわからず止まる」ことは、ありません。
では、なぜ vi がよく使われるの?
vi は、
- 余計な装飾が入らない
- ターミナルだけで完結する
- サーバーでも同じように使える
という安心感があります。
ただし、
それは 慣れてからの話 です。
はじめのうちは、
- macのエディタ
- VS Code
- 好きなテキストエディタ
どれを使っても大丈夫です。
このシリーズとしての考え方
【UNIX Cafeの はじめてシリーズ】では、
- 道具よりも体験
- 正しさよりも「動いた」実感
を大切にしています。
macのエディタで、
- 書いて
- 保存して
- 動かせた
それだけで、
もう立派な第一歩です。
まとめ
- macの標準エディタでPythonは書ける
- 「標準テキスト」で保存する
- ファイル名が
.pyになっているか確認する - 文字コードは気にしなくていい
この4つを守れば、
安心してPythonを楽しめます。
道具は、あとからいくらでも覚えられます。
まずは、小さな魔法を動かしてみましょう。
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