
やさしい UNIX & Linux | 第20回
はじめに|今日は、そっと触れてみる
前回は、
サーバーの中を、そっと見回しました。
今いる場所を知り、
何があるかを眺め、
迷っても戻れることを確認しました。
今日は、もう一歩だけ進みます。
とはいえ、
いきなり難しいことはしません。
今日は、
何も入っていないファイルを作ってみる だけです。
壊れない場所で、
安全に、「触っても大丈夫なんだ」と感じる回にします。
ファイル操作といっても、今日はこれだけ
「ファイル操作」と聞くと、
少し身構えてしまうかもしれません。
でも、今日やることは、とてもシンプルです。
- 空のファイルを作る
- それを確認する
中身は書きません。
消すこともしません。
作って、あることを確かめる。
それだけです。
ファイルを作る場所について
ファイルを作る場所は、
自分の部屋(ホームディレクトリ) にします。
前回、cd ~ で戻れた場所です。
ここは、
自分専用の安全な場所。
まずは、この場所で
練習するのがいちばん安心です。
空のファイルを作る|touch
では、ファイルを作ってみましょう。
次のコマンドを入力します。
touch sample.txtEnterキーを押しても、
何も表示されません。
でも、それで大丈夫です。
Linuxでは、
何も表示されない=うまくいった
ということも、よくあります。
本当に作れたか、確認してみる
ファイルが作れたかどうか、
確認してみましょう。
ls一覧の中に、sample.txt があれば成功です。
たったこれだけですが、
これは大切な一歩です。
自分で、ファイルを作りました。
中身がなくても、ファイルはファイル
今作った sample.txt には、
まだ何も書かれていません。
でも、それで問題ありません。
Linuxでは、
- まず箱(ファイル)を作って
- あとから中身を書く
という考え方をよく使います。
今日は、
箱を作れた というだけで十分です。
失敗しても、困らない理由
もし、
- 名前を間違えた
- もう一度作ってしまった
としても、心配はいりません。
ここは、
練習用の安全な場所です。
この段階で、
システムに影響が出ることはありません。
安心して、
何度でも試して大丈夫です。
今日は、ここまででOK
「もう少し触ったほうがいいのかな」
そう思うかもしれません。
でも、今日はここまでで十分です。
- ファイルを作った
- 作れたことを確認した
この2つができれば、
今日のゴールは達成です。
まとめ|はじめて、手を伸ばした日
今日は、
- はじめてファイルを作り
- Linuxに、そっと触れました
小さな操作ですが、
これは確かな前進です。
もう、
サーバーは「見るだけの場所」ではありません。
次回への小さな予告|ファイルの中を、のぞいてみる
次回は、
ファイルの中身 に目を向けます。
文字を表示し、
文字を書いてみます。
Linuxが、
「文字の世界」だということを、
少しずつ感じていきましょう。
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