
> 「探す」「見つける」「伝える」。
> UNIXの世界がぐっと便利になる“魔法の3コマンド”を紹介します。
UNIX Café|便利コマンド編【grep・find・echo】

Minna
「先生〜、たくさんファイルがあって探すのが大変です〜!」

UNIX
「なるほど、それなら今日のテーマは“探す・見つける”コマンドだね〜$」
コマンド紹介
grep|文字を検索しよう

UNIX
「grep
は “Global Regular Expression Print”。つまり、“文章の中から探す”コマンドなんだ〜$」

Minna
「なるほど!検索の‘g’ですね!」
grep "apple" fruits.txt
-i
(大文字小文字を無視)や -r
(フォルダ全体検索)も便利
find|ファイルを探そう

UNIX
「find
は“見つける”という意味。
ファイル名や日付で探したいときに使うんだ〜$」

Mimma
「まるで“デジタル探偵”みたいですね!
どこにしまったか忘れたファイルも、すぐ見つけられそう」
find . -name "report.txt"
.
は“現在の場所”の意味。全体を探すときは /
echo|文字を表示しよう

Minna
「コンピュータに話しかけてるみたいですね!」

UNIX
「そう!echo
は“伝える”コマンドなんだ〜$」
echo "Hello, UNIX Café!"
echo $USER
でログイン名など変数も確認できる
コーヒーブレイク:ユニ先生のひとこと

「UNIXは、探して・見て・伝える。
まるで、言葉で会話するようなOSなんだ〜$」
まとめ
grep
:中身を探すfind
:ファイルを探すecho
:メッセージを出す

Minna
「なんだか“UNIX語”が分かってきた気がします!」

UNIX
「うん、それが“シェルと心を通わせる瞬間”だね〜$」