第1回|Pythonってなに?ターミナルで動かすはじめての一歩 | はじめてのPython

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第1回|Pythonってなに?ターミナルで動かすはじめての一歩 | はじめてのPython

はじめてのPython | 第1回

目次

1. はじめに

この回では、Pythonがどのようなプログラミング言語なのかを確認し、macOSのターミナルで実際にPythonを動かします。

まだ文法を細かく覚える必要はありません。まずは「Pythonのコードを書いて、保存して、実行する」という基本の流れを体験します。

2. この回で学ぶこと

  • Pythonがどのような言語か
  • Pythonでできること
  • Python 3が使えるか確認する方法
  • print() を使って文字を表示する方法
  • .py ファイルを作成して実行する方法

3. 概念の説明

Pythonは、プログラムを書くための言語です。文法が比較的読みやすく、初学者が基本を学ぶ用途から実務まで広く使われています。

プログラミング言語は、人がコンピューターに処理を指示するための書き方のルールです。Pythonで書いた命令を実行すると、表示、計算、データ処理、自動化などを行えます。

Pythonは次のような用途で使われます。

  • 基本文法の学習
  • ファイル処理の自動化
  • Webアプリケーション開発
  • データ分析
  • AIや機械学習の実装

この連載では Python 3 を前提に進めます。macOS のターミナルでは python3 コマンドを使うのが基本です。

4. サンプルコード

最初のサンプルは次の1行です。

print("Hello, Python!")

print() は、かっこの中の内容を画面に表示するための命令です。

5. 実行手順

最初に、Python 3 が使えるか確認します。

python3 --version

環境によって表示は異なりますが、たとえば次のように表示されれば使えます。

Python 3.12.0

次に、作業用のファイルを作ります。ターミナルで次のコマンドを実行します。

touch hello.py

hello.py を任意のエディターで開き、次のコードを書いて保存します。

print("Hello, Python!")

保存したら、ターミナルで次のコマンドを実行します。

python3 hello.py

正しく実行できると、次のように表示されます。

Hello, Python!

6. コードの読み方

print("Hello, Python!") は、表示命令を1回実行するコードです。

  • print は表示を行う機能の名前
  • () は機能に値を渡すための記法
  • "Hello, Python!" は文字列

文字列とは、文字の並びを表すデータです。Pythonでは文字列を " " または ' ' で囲みます。

7. 初学者がつまずきやすい点

  • python ではなく python3 を使う
  • ファイル名を hello.py として保存する
  • print のつづりを間違えない
  • " "() を省略しない
  • 保存してから実行する

特に、コードを書き換えたあとに保存し忘れると、実行結果が変わらないことがあります。

8. よくあるエラー

1つ目は、Python 3 が見つからない場合です。

zsh: command not found: python3

この場合は、Python がインストールされていないか、実行環境の設定が通っていない可能性があります。

2つ目は、ファイルが見つからない場合です。

python3: can't open file 'hello.py': [Errno 2] No such file or directory

この場合は、今いるディレクトリに hello.py があるか確認してください。

3つ目は、文字列の書き方が壊れている場合です。

SyntaxError: unterminated string literal

これは、" を閉じ忘れたときによく出ます。

9. 練習用コード

次のコードを practice.py として保存して実行してください。

print("Pythonを始めます")
print("ターミナルで実行しています")
print("1行ずつ上から実行されます")

この練習では、print() を複数回書くと、上から順番に表示されることを確認できます。

10. この回で理解しておくこと

  • Pythonはプログラミング言語の1つ
  • Python 3 の実行確認は python3 --version で行う
  • print() を使うと文字を表示できる
  • .py ファイルにコードを書いて python3 ファイル名.py で実行する

11. まとめ

今回は、Pythonの位置づけと、最初のプログラムを実行する手順を確認しました。

この段階では、複雑な文法よりも「コードを書く」「保存する」「実行する」という流れを確実に再現できることが重要です。

12. 次回予告

次回は、Pythonで数値を使った計算を行います。足し算、引き算、掛け算、割り算を通して、Pythonを電卓のように使う基本を確認します。

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この記事を書いた人

のいのアバター のい UNIX Cafe マスター

Macintosh Color Classicから始まった旅は、長いWindows時代を経て、Windows10のサポート終了をきっかけにUNIXの世界へ戻ってきました。UNIX Cafeでは、UNIX・Linux・そしてMacな世界を、むずかしい言葉を使わず、物語のように書いています。プログラミングは、アイデアをコンピューターに伝えるための言葉です。簡単な単語と文法を覚えれば、誰でもコマンドを使えます。ぜひ一度、やさしいプログラミングの世界をのぞいてみてください。

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