第8回|スマートフォン革命:世界がポケットに入った日(カフェの奥にある“秘密の部屋”シリーズ)

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第8回|スマートフォン革命:世界がポケットに入った日(カフェの奥にある“秘密の部屋”シリーズ)

カフェの秘密の部屋 | 第8回

目次

手のひらサイズの“未知の部屋”

ミナちゃん

先生、この部屋……机の上にたくさんの小さな機械が並んでいますね。
これって、スマートフォンのはじまりなんですか?

ユニ先生

そうだよ。ここは“世界がポケットに入った日”を映した部屋なんだ。
あの日を境に、わたしたちの生活が大きく変わっていったんだ。

シェリ

スマートフォンはね、小さな画面の中に“いくつもの部屋”をつくれる道具なの。気が向いたときに、好きな世界へふらっと寄り道できるのよ。

黒い四角い画面がもたらした衝撃

iPhone が見せた“指で触れる世界”

ミナちゃん

わぁ……見たことあります!
最初の iPhone って、こんなにシンプルなんですね。

ユニ先生

うん。初めて登場したとき、みんなが驚いたんだ。
“ボタンがほとんどないのに、指で画面を触るだけで操作できる”
そんな未来みたいな仕組みだったからね。

キーボードの常識が変わった瞬間

ミナちゃん

たしかに、前の携帯って、小さなキーを押して文字を入力してましたよね。

ユニ先生

そう。当時は“キーボードがあるのが携帯の常識”だった。そこに突然、画面だけで操作できる iPhone が現れたんだ。この“常識の更新”が、スマートフォン革命の第一歩だったんだよ。

アプリという新しい“部屋”が生まれた

小さなアイコンの向こう側に広がる世界

ミナちゃん

あっ、アプリってこのころからなんですね!

ユニ先生

そう。アプリという仕組みができたことで、一つのスマートフォンの中に“たくさんの小さな部屋”が生まれたんだ。写真、音楽、地図、ゲーム……それぞれの部屋が、暮らしを少しずつ便利にしていったんだよ。

App Store が変えたもの

ミナちゃん

アプリを世界中の人が作れるようになったのって、すごいことですよね。

ユニ先生

そうなんだ。App Store の登場で、“ひとりの開発者が世界中にアプリを届けられる”時代が始まった。大きな会社じゃなくても、良いアイデアを形にできる。これも革命の大きな柱になったんだ。

カメラが生んだ新しい日常

写真がもっと身近になった

ミナちゃん

スマホで写真を撮るのって、今は当たり前ですけど……
最初はどんな感じだったんですか?

ユニ先生

それまでは“写真はデジカメで撮るもの”だった。でもスマートフォンがカメラを持ったことで、“撮りたい瞬間をすぐに残せる”時代に変わっていったんだ。

SNS との相性が生んだ文化

ミナちゃん

スマホとSNSって、すごく相性がいいですよね。

ユニ先生

うん。写真を撮って、そのまま共有できる。小さな技術の積み重ねが、
わたしたちのコミュニケーションの形も変えていったんだ。

おわりに:世界が“近くなった日”

ミナちゃん

こうやって見ると、スマホってただ便利なだけじゃなくて……
生き方そのものが変わった感じがしますね。

ユニ先生

そうだね。iPhone が生んだ“情報との距離の近さ”は、わたしたちの暮らしを変える大きな力になった。世界が、まるでポケットの中に入ってしまったように感じられたんだよ。

シェリ

情報の扱い方も、コンピューターの居場所もちょっとずつ変わっていくの。そう、まるで世界が静かに“次の部屋”へ動き出すみたいにね。

次回予告

ユニ先生

次は「クラウド時代の幕開け:サーバーが空にのぼった日」を覗いてみよう。コンピューターの常識が、またひとつ変わる瞬間だよ。

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