
UNIX Cafe | 第74回
chmod で急に厳しくなるミナちゃん
ターミナルを使っていると、
ある日、急に言われます。
「実行できません」
「Permission denied」
そのとき登場するのが、
chmod(シーモッド) です。
sudo のときは、
ちょっと偉そうになっていたミナちゃん。
でも chmod の前では、
なぜか急に、表情が引き締まります。
今回は、
「chmod で急に厳しくなるミナちゃん」の4コマ漫画と一緒に、
ファイルの権限について、やさしく見ていきましょう。
そのファイル、誰が触っていいの?

ミナちゃん
「このファイル、どうして動かないんだろう……?」
ユニ先生
「うんうん。まずは落ち着いて見てみようか。」

ミナちゃん
「……あっ、権限か! chmod すればいいんだよね?」
ユニ先生
「そうそう。誰が使っていいか、決めてあげるんだ。」

ミナちゃん
「よしっ!
実行できるのは“持ち主だけ”!
勝手に触らないでください!」
ユニ先生(小声)
「おや、ずいぶん厳しくなったね……」

ミナちゃん
「……あ、ちょっと厳しすぎたかも。」
ユニ先生
「大丈夫。
chmod は“守るためのルール”なんだよ。」
4コマ漫画で気になったら、こちらでしっかり理解
▶ファイルのパーミッション入門|読み書き権限の基本をやさしく解説

この4コマで伝えたいこと
chmod は、
強くなるためのコマンドではありません。
「誰が、何をしていいか」を決めるためのコマンドです。
だから、
ちょっと厳しく感じるのは、
とても自然なことなのです。
chmod って何?
chmod は、
ファイルやフォルダに対して、
- 読んでいいか
- 書いていいか
- 実行していいか
を決めるコマンドです。
言いかえると、
ルールをはっきりさせるための道具です。
優しさではなく、
秩序をつくる役目です。
なぜ chmod は厳しく感じるの?
chmod は、
「全部OK」にもできてしまいます。
でも、それは同時に
「誰でも何でもできる」状態でもあります。
だからこそ、
chmod を使うときは、
- 本当に必要か
- 誰に必要か
を考える必要があります。
ミナちゃんが急に真面目になるのは、
そのせいです。
はじめての chmod(考え方だけ)
最初は、
数字や記号を覚えなくて大丈夫です。
まずは、「読む・書く・実行する」
という3つの役割があると知るだけで十分です。
そして、
「全部許可しない」
「必要な分だけ許可する」
この感覚を、
少しずつ身につけていきましょう。
よくあるつまずき
まとめ
chmod は、
厳しいコマンドに見えます。
でも本当は、
守るためのルールを決めるコマンドです。
ミナちゃんが急に厳しくなるのは、
「大事なところだから」
ちゃんと考えている証拠。
ゆっくりで、大丈夫です。
chmod は、
慎重な人ほど、上手に使えるコマンドです。
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