
UNIX Cafe | 第72回
はじめに
rm は、ファイルを消すコマンドです。
だから、怖くなるのは、とても自然なことです。
ターミナルの世界では、
「消す」という動作は、少しだけ静かで、少しだけ重い。
今日は、その“怖さ”を、笑いと一緒に、そっとほどくお話です。
rmして気づく、ゴミ箱のない世界

ミナちゃん
「このファイル、もういらないよね?」
ユニ先生
「うん。消す前に、もう一度だけ確認しようか。」

ミナちゃん(ちょっと偉そう)
「よーし! じゃあ、rm!」
ユニ先生
「おっと……それ、消えるよ。」

ミナちゃん
「……あ。」
ユニ先生
「……消えたね。」

ミナちゃん(しょんぼり)
「……ゴミ箱、ないの?」
ユニ先生(やさしく)
「ターミナルの rm は、“本当に消す” って約束なんだ。」
4コマ漫画で気になったら、こちらでしっかり理解

ちょっとだけ、余韻
怖いのは、rm そのものではなくて、
押したあとに戻れない気がすること かもしれません。
でも、怖がれる人ほど、
きっと丁寧に扱えます。
ユニ先生が震えるのは、
たぶん、それだけ真面目だからです。
rm って何?
rm は、ファイルやフォルダを削除するコマンドです。
そして、ここが大事なのですが、
削除は「ゴミ箱に入れる」とは限りません。
だからこそ、rm を怖いと思うのは、悪いことではありません。
むしろ、すごく健全です。
怖いときの、やさしいルール
rm が怖いときは、
いきなり“消す”を選ばなくて大丈夫です。
UNIX Cafe では、こんな順番をおすすめしています。
- まず 見る(何があるか確かめる)
- 次に 少しだけ触る(小さな範囲で試す)
- 迷ったら 止まる(止まれるのが一番安全)
この順番だけでも、
ターミナルの怖さは、かなり小さくなります。
次の一歩|消す前に、安心を増やす
怖いときは、
「消す技術」より先に、確かめる習慣 を持つのが一番です。
▶ 消す前に確認|ls で中身を見る
rm の前に、まず ls。 それだけで、安心感がひとつ増えます。
▶ cd で迷子になったら|pwd で現在地を見る(おすすめ)
消す場所を間違えないために、「いまどこ?」を確かめる習慣も役に立ちます。
まとめ
rm が怖いのは、当たり前です。
怖いと感じるのは、
“慎重に扱いたい”という気持ちがあるから。
だから今日は、
震えているユニ先生を見て、少しだけ安心してもらえたら十分です。
UNIX Cafe は、
「押す前に、ひと呼吸」
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