写真を撮影日ごとに自動分類する方法|EXIFで日付別フォルダ整理|UNIX Cafe

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写真を撮影日ごとに自動分類する方法|フォルダ整理を一瞬で効率化|UNIX Cafe

UNIX Cafe | 第31回

目次

写真が増えてきたら、まず「撮影日」を思い出そう

写真が増えてくると、「同じ旅行の写真なのに、日付が混ざっている」
「フォルダ分けが追いつかない」そんな悩みを感じることがあります。

この記事では、
写真に記録されている“撮影日(EXIF情報)”を使って、
写真を自動で日付別フォルダに整理する方法
 を紹介します。

mac のターミナルを使いますが、
コマンドはシンプルで、仕組みもやさしく説明していきます。

この記事でできること

この記事を読み終えると、次のことができるようになります。

  • 写真の 撮影日(EXIF情報) を確認できる
  • 撮影日ごとのフォルダを 自動で作成 できる
  • 大量の写真を 一瞬で整理 できる
  • 年別・旅行別など、用途に応じた整理ができる

手作業でフォルダを作る必要はありません。

撮影日で整理できる理由|EXIF情報とは

EXIF情報とは何か

デジタルカメラやスマートフォンで撮影した写真には、
見た目だけでなく、さまざまな情報が一緒に保存されています。

その代表的なものが EXIF情報 です。

EXIF情報には、次のような内容が含まれています。

  • 撮影した日付と時刻
  • カメラやスマホの機種
  • レンズや露出の設定

この中でも、写真整理で特に重要なのが
DateTimeOriginal(撮影日時) です。

この情報を使うことで、
「ファイル名」や「保存日」ではなく、
実際に撮影した日付 を基準に整理できます。

使用するツール|exiftoolとは

exiftoolでできること

今回使うのは exiftool というツールです。

exiftool を使うと、

  • 写真のEXIF情報を確認する
  • 撮影日を取り出す
  • 撮影日を使ってフォルダを自動作成する

といったことができます。

mac では Homebrew を使って簡単にインストールできます。

brew install exiftool

すでにインストールされている場合は、この操作は不要です。

まずは1枚で確認する|撮影日の見方

DateTimeOriginalを確認する

最初に、1枚の写真の撮影日を確認してみましょう。

exiftool -DateTimeOriginal sample.jpg

このコマンドを実行すると、次のような表示が出ます。

Date/Time Original : 2024:11:03 09:24:15

これが、その写真が実際に撮影された日時 です。

この日付を、フォルダ名として使っていきます。

撮影日ごとに自動でフォルダ分けする方法

日付別フォルダを作成して移動する

次はいよいよ、自動分類です。

exiftool '-Directory<CreateDate' -d "%Y-%m-%d" *.jpg

このコマンドを実行すると、

  • 2024-11-03
  • 2024-11-04

といった 日付ごとのフォルダ が自動で作られ、
写真がそれぞれのフォルダに移動します。

コマンドの意味

  • -Directory<CreateDate
    撮影日(CreateDate)を使って、移動先フォルダを決める
  • -d "%Y-%m-%d"
    フォルダ名の形式を指定する
  • *.jpg
    対象となる写真ファイル

一度実行するだけで、
何十枚、何百枚の写真でも整理できます。

年ごとにまとめる

年単位で整理したい場合

写真を「年別アルバム」のように整理したい場合は、
フォルダ名を年だけにします。

exiftool '-Directory<CreateDate' -d "%Y" *.jpg

これで、

  • 2023
  • 2024

といったフォルダが作成されます。

長年分の写真を管理するときに便利な方法です。

旅行フォルダとして整理する

旅行名を付けたい場合

旅行やイベントごとに整理したい場合は、
フォルダ名に文字を追加できます。

exiftool '-Directory<CreateDate' -d "trip_%Y-%m-%d" *.jpg

すると、

  • trip_2024-11-03
  • trip_2024-11-04

のようなフォルダが作られます。

「旅行」「イベント」「撮影テーマ」など、
用途に合わせて自由に名前を変えられます。

うまく動かないときの対処法

EXIF情報がない写真

すべての画像にEXIF情報が入っているわけではありません。

たとえば、

  • スマホのスクリーンショット
  • SNSやWebから保存した画像

これらは 撮影日が記録されていない ことがあります。

その場合、exiftoolでは自動分類できません。

こうした画像は、

  • 別フォルダにまとめる
  • mv コマンドで手動整理する

といった方法がおすすめです。

まとめ

  • 写真整理は 撮影日(EXIF情報) を使うと正確
  • exiftool を使えば 自動でフォルダ分け できる
  • 日付別・年別・旅行別など、整理方法は自由
  • 手作業のフォルダ作成が不要になる

写真整理が楽になると、「撮る・見る・残す」までの流れが、
ぐっと気持ちよくなります。

次回予告

次回は、画像をまとめてロゴや文字を入れる方法 を紹介します。

ブログやSNSで使う
統一感のあるオリジナル画像作り に役立つ内容です。

ミナちゃん

ブログやSNSの“オリジナル画像”にぴったりですね!
同じロゴを何枚にも入れられたら、とっても便利です♪

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この記事を書いた人

のいのアバター のい UNIX Cafe 編集部

UNIX Cafe は、むずかしい言葉をできるだけ使わず、物語を読むような気持ちで気軽に学べる場所です。
プログラミングは、アイデアをコンピューターに伝えるための「ことば」。
簡単な単語と文法を覚えることで、誰でもターミナルから便利なコマンドを使えるようになります。
コーヒーを片手に立ち寄るような気持ちで、やさしいプログラミングの世界を、
そっとのぞいてみてください。

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