
UNIX Cafe | 第31回
ミナちゃん先生〜!カメラやスマホの写真がたくさんあって、整理が追いつきません……。同じ旅行の写真でも、いろんな日付が混ざっちゃってて。



ふふ、“撮影日”を使えばもっとラクになるよ。
さあ、EXIF 情報の“撮影日”を読み取って、自動でフォルダ分けしてみよう!
目次
今日のゴール
- 画像の撮影日(EXIF情報)を取得
- 日付ごとのフォルダを自動作成
- すべての写真を日付別に整理!



ひとつずつ分ける手間がなくなるなんて、夢のようです✨
今日使うツール:exiftool



撮影日の情報を取り出すのに便利なのが exiftool だ。
macなら Homebrew で簡単に入れられるよ。
bash
$ brew install exiftool


第25回で、EXIFをチェックしたときに使いましたね!
EXIF情報の確認
まず1枚の撮影日を見てみよう
bash
$ exiftool -DateTimeOriginal sample.jpg


この “DateTimeOriginal” が、撮影日のことだよ。



2024:11:03 09:24:15 って出ました!
この日付をフォルダ名にできそうですね。
日付フォルダを自動で作る
exiftoolで自動分類するコマンド
bash
$ exiftool '-Directory<CreateDate' -d "%Y-%m-%d" *.jpg-Directory<CreateDate:撮影日をフォルダ名にして移動-d "%Y-%m-%d":フォルダ名の形式(例:2024-11-03)



うわぁ!写真が日付ごとのフォルダに分かれました!



便利だろう? 日付はEXIF情報から自動で読んでいるんだ。
さらに応用(年ごとにまとめる)
年単位で整理する
bash
$ exiftool '-Directory<CreateDate' -d "%Y" *.jpg


“2023”“2024”みたいにフォルダが分かれました!
アルバムみたいで見やすいです。
旅行フォルダを作る例
bash
$ exiftool '-Directory<CreateDate' -d "trip_%Y-%m-%d" *.jpg


“trip_2024-11-03”みたいなフォルダになる。
旅ごとに整理するときに便利だね。
トラブル対策
- EXIF情報がない画像 → フォルダ移動できない
- スマホのスクリーンショットは日付が空のことがある
- その場合は
mvで別フォルダにまとめるのがおすすめ



撮影日ごとに自動で整理できるなんて感動です!
もう“日付フォルダ作業”とはお別れですね♪
まとめ
exiftoolで撮影日を読み取る-Directory<CreateDateで自動分類%Y-%m-%dでフォルダ名を整える- 年・月ごとの整理も自由自在!



写真整理が楽になると、
“撮る・見る・まとめる”の流れが楽しくなるね☕
次回予告



次回は、“画像をまとめてロゴ入れ” をテーマにしてみよう。
お気に入りの写真に、好きな文字やロゴをまとめて入れる方法を紹介するよ。



ブログやSNSの“オリジナル画像”にぴったりですね!
同じロゴを何枚にも入れられたら、とっても便利です♪








