
はじめてのPython | 第5回
はじめての人へ|この小さな魔法のはじまり
プログラミングは、特別な人だけの魔法ではありません。
コンピューターに、やさしい言葉でお願いをする方法です。
このシリーズでは、Pythonという言葉を使って、
小さな魔法を、ひとつずつ体験していきます。
むずかしいことは、あと回しで大丈夫。
まずは、画面の前で、そっと一歩踏み出してみましょう。
小さな魔法は、迷いの中から始まります
同じことを、何度もやってくれる。
それは、とてもありがたい魔法です。
Pythonの「くり返し」は、時間と手間をそっと減らしてくれます。
同じことを、何度もする毎日
ミナちゃんは、毎朝同じことをしています。
- 歯をみがいて
- 顔を洗って
- カバンを持つ
毎日くり返しているけれど、
ひとつひとつ考え直しているわけではありません。
「いつもの流れ」だから、
自然に体が動きます。
プログラムも、くり返しが得意です
プログラムも、
同じことを何度もするのが得意です。
むしろ、
くり返しこそが、本領発揮です。
Pythonには、
「ここからここまでを、何度もやってください」
とお願いする方法があります。
それを、ループ と呼びます。
for という魔法の言葉
Pythonでは、
くり返しをするときに
for(フォー) という言葉を使います。
たとえば、こんな形です。
for i in range(3):
print("こんにちは")これは、
「3回くり返して、
『こんにちは』と表示してください」
という意味です。
今は、
「何度もやってくれるんだな」
と感じられれば大丈夫です。
人の代わりに、やってくれる
もし、
「こんにちは」と10回表示したいとき。
自分で10行書くのは、大変です。
でも、ループを使えば、
お願いは一度で済みます。
ミナちゃんは思いました。
「これなら、間違えずに任せられる」
ループは、
人の手間を、そっと減らしてくれる魔法です。
終わりがあるから、安心できる
くり返しには、
必ず「終わり」があります。
何回くり返すのか。
どこまで続けるのか。
それを、ちゃんと決めてあげます。
終わりがあるから、
安心して任せられる。
それも、ループの大切なポイントです。
今日のまとめ
この回でできたことは、
- くり返しの考え方を知った
- プログラムが人の代わりに動けると知った
それだけで、十分です。
次の回では、
画面の外にある「ファイル」と
静かにおしゃべりしてみます。
今日の小さな魔法
今日は、ここまでで大丈夫です。
「楽をさせてもらえた気がした」なら、
それは、ちゃんと魔法が起きたしるしです。
また次の回で、
もうひとつ、小さな魔法を試してみましょう。
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