
UNIX Cafe | 第7回
このページでわかること
- プロセスとは何か
psで現在のプロセスを確認する方法topでリアルタイムに状態を監視する方法killでプロセスを終了させる考え方- PID(プロセスID)の意味
コンピュータの中では、私たちが見ていないところで、たくさんの処理が同時に動いています。
UNIX では、これら一つひとつの動作を プロセス と呼びます。このページでは、プロセスの状態を確認し、必要に応じて終了させるための基本コマンドを、初心者向けにやさしく解説します。
はじめに|プロセスとは何か
プロセスとは、いま実行中のプログラムや処理のことです。
ターミナルでコマンドを実行すると、その瞬間に 1つのプロセスが生まれ、
処理が終わると静かに消えていきます。
ps コマンド|現在動いているプロセスを確認する
ps コマンドは、
いま動いているプロセスの一覧を表示するための基本コマンドです。
ps実行すると、次のような情報が表示されます。
- PID:プロセスID(識別番号)
- TTY:実行されている端末
- TIME:CPUを使った時間
- CMD:実行中のコマンド
ユニ先生ps は「いま裏で何が動いているか」を静かに教えてくれるコマンドだよ。
PID(プロセスID)とは
PID は、プロセス一つひとつに割り当てられた番号です。
この番号を使って、「どの処理を操作するのか」を指定します。
top コマンド|プロセスをリアルタイムで監視する
top コマンドは、
プロセスの状態をリアルタイムで表示します。
topCPU やメモリを多く使っているプロセスが、上の方に表示されます。
- 動作が重いときの原因調査
- 異常に負荷をかけている処理の確認
といった場面でよく使われます。
top の終了方法
top は実行し続けるコマンドです。
終了するときは、キーボードで次のキーを押します。
qkill コマンド|プロセスを終了させる
kill コマンドは、
指定したプロセスに「終了してください」という信号を送るコマンドです。
kill 1805この 1805 が、終了させたいプロセスの PID です。
通常は、この操作でプロセスは正常に終了します。
終了しない場合|強制終了(注意)
通常の kill で止まらない場合は、強制終了のシグナルを送ることもできます。
kill -9 1805
-9は SIGKILL(強制終了)- 保存処理などが行われない場合があります
⚠️ 本当に必要なときだけ使いましょう
まとめ|プロセス管理の基本
- ps:現在動いているプロセスを確認
- top:プロセスの状態をリアルタイムで監視
- kill:プロセスを終了させる
- PID:操作対象を指定する番号



見えない処理を「見て・理解して・止められる」
それが UNIX の強さなんだ。
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