
UNIX Cafe | 第70回
はじめに
cd は、とてもよく使うコマンドです。
フォルダの中を移動する。
ただ、それだけ。
でも、使い始めたばかりの頃は、
なぜか不安になる瞬間 があります。
エラーは出ていない。
何も失敗していないはず。
それなのに——
「いま、どこにいるんだろう?」
今日は、そんな 静かな迷子 のお話です。
どこに来たんだろう?

ユニ先生
「じゃあ次は、フォルダを移動する cd だよ」
ミナちゃん
「移動ですね。わかりました」

ミナちゃん
「えっと…… cd……」
ユニ先生
「うん、その調子」

ミナちゃん(小声で・・・)
「……あれ? ちゃんと打ったはずなんですけど……」
(※無言で見守るユニ先生)

ミナちゃん
「……どこに来たのか、わからなくなりました」
ユニ先生
「ふふ。cd はね、“移動できる”けど、“今どこにいるか”は教えてくれないんだ」
4コマ漫画で気になったら、こちらでしっかり理解

ちょっとだけ、余韻
間違えていないのに、
わからなくなることがあります。
進んでいるのに、
戻り方が思い浮かばないこともあります。
ターミナルの迷子は、
音もなく始まります。
cd って、どんなコマンド?
cd は、
「場所を移動する」ためのコマンドです。
うまくいくと、
画面には 何も起きていないように見えます。
それが、
安心できない理由でもあります。
迷子になった気がしたら
もし、
「いま、どこにいるのか分からない」
と感じたら——
まずは、
いまの場所を確かめる ところから始めましょう。
戻りたくなったら
進むのが怖くなったら、
無理に先へ行く必要はありません。
ひとつ上に戻る、
それだけで落ち着くこともあります。
ターミナルの基本操作を、初心者向けにまとめています

まとめ
迷子になること自体は、
失敗ではありません。
多くの場合、
ちゃんと進めている証拠 でもあります。
UNIX Cafe では、
立ち止まることも、大切にしています。
焦らず、
いまいる場所を、ひとつずつ確かめていきましょう ☕
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