
UNIX Cafe | 第68回
はじめに|4コマ漫画は「仕組み」で作ると楽になる
生成AI × ターミナルで作る、やさしいワークフロー|UNIX Cafe
4コマ漫画というと、
- 絵がうまくないと無理そう
- 毎回ゼロから考えるのが大変
- なんとなく形がバラつく
そんなイメージを持つ人も多いかもしれません。
でも実は、4コマ漫画は
決まった流れ(ワークフロー)を作ると、とても作りやすくなります。
UNIX Cafe では、
生成AIとターミナルを使って、
「考える」と「整える」を分ける方法をおすすめしています。
このガイドでできるようになること
このガイドを読むと、次のことができるようになります。
- 4コマ漫画を迷わず作れるようになる
- 絵柄やサイズのブレを減らせる
- 次の作品を同じ流れで作れる
特別なセンスや、難しい技術は必要ありません。
4コマ漫画制作の全体像(ワークフロー)
UNIX Cafe でおすすめしている流れは、次の6ステップです。
ひとつずつ見ていきましょう。
ネタを決める|まずは小さな出来事から
4コマ漫画のネタは、
小さな失敗や気づき がいちばん向いています。
例:
- ls と sl を間違えた
- cd で迷子になった
- rm が怖くて実行できない
「すごい話」を考える必要はありません。
日常のワンシーンで十分です。
各コマの役割を決める|絵を描く前に大事なこと
次に、4コマそれぞれの役割を決めます。
| コマ | 役割 |
|---|---|
| 1コマ目 | 静かな導入 |
| 2コマ目 | 集中・ため |
| 3コマ目 | 予想外の出来事 |
| 4コマ目 | 静かなオチ |
この段階では、
まだ画像は作りません。
「何が起きるか」だけを決めるのがポイントです。
1コマずつ画像を生成する|まとめて作らない
画像生成では、次のことを意識します。
- 必ず 1コマずつ生成 する
- 毎回、同じ共通スタイルを使う
- セリフは後からでもOK
こうすると、
- 絵柄が安定する
- 修正がしやすい
- 4コマとして並べやすい
というメリットがあります。
余白をターミナルで整える|見えないズレを消す
生成した画像は、そのままだと
上下に余白が残ることがあります。
そこで、ターミナルを使って整えます
TOP=200
BOTTOM=300
magick 001.png \
-gravity North -chop 0x$TOP \
-gravity South -chop 0x$BOTTOM \
output_001.pngこの方法なら、
- 上と下を別々に指定できる
- 自動判定に頼らない
- 4コマに向いた調整ができる
というメリットがあります。
サイズをそろえる|仕上げのひと工夫(任意)
余白を切ったあと、
高さをそろえると、完成度が上がります。
magick output_001.png \
-gravity Center -crop x900+0+0 +repage \
final_001.pngスマホ表示や note では、特に見やすくなります。
並べて完成|4コマとして読む形にする
最後に、画像を並べます。
- 縦に4コマ
- または横に4コマ
ここまで来たら完成です。
次の4コマも、
同じ流れを繰り返すだけ で作れます。
4コマ漫画ワークフローのいちばんのメリット
この方法の最大のメリットは、
考えることと、作業することが分かれる
ことです。
- ネタを考える日は、考えるだけ
- 作業の日は、手を動かすだけ
疲れにくく、続けやすくなります
UNIX Cafe まとめ
4コマ漫画制作は、
- センス勝負ではありません
- 力技でもありません
小さな工程を、決まった順で進めるだけ です。
これは、UNIX の考え方とも、とてもよく似ています。
小さな道具を組み合わせて、ひとつの流れを作る
UNIX Cafe では、
そんなやさしい作り方を大切にしています。
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