
UNIX Cafe | 第64回
このページの目的
SWELLでブログカードを使っていると、「アイキャッチを変更したのに、ブログカードだけ古いまま…」
という現象に出会うことがあります。
このページでは、そんなときに確実に解決できる “?v=2テクニック” を中心に、やさしく・初心者にもわかりやすくまとめています。
SWELLでブログカードが更新されない理由
ブログカードは、一度つくると SWELL が保存してくれる仕組みになっています。
そのおかげでページの表示がとても速くなります。
リンク先のアイキャッチを変えても、SWELL の“保存されたカード”はそのまま残るため、
カードだけ古い画像を見続けてしまうことがあります。
ページ自体は更新されているのに、ブログカードだけが過去の情報を使い続けてしまい、
「アイキャッチを変えたのに反映されない」という現象が起きます。
SWELL はブログカードを一度作るとキャッシュとして保存します。
そのため、リンク先のアイキャッチを更新しても、自動ではブログカードが作り直されません。
最も確実な解決方法:URLに ?v=2 を付けるだけ
?v=2 が持つ意味
?v=2 は、URL に付ける“小さな番号タグ”のようなものです。
ページそのものは同じでも、「これは新しいバージョンですよ」とブラウザや SWELL に伝える役割があります。
この番号が変わることで、古いキャッシュを使わず、最新のブログカードを読み込んでくれるようになります。
実際の使い方
内部リンクでも外部リンクでも有効
?v=2 はリンクの“おまけ番号”として扱われるため、内部リンクでも外部リンクでも同じように新しいバージョンとして認識されます。どちらの場合でも、古いキャッシュを使わせずにブログカードを更新できる便利な方法です。
ブログカード公開時には ?v=2 は自動で消える
記事を公開すると、URL の ?v=2 は実際のリンクには残りません。
サーバー側は更新チェックだけを行い、ブログカード表示は通常の URL に戻してくれます。
見た目が変になったり、SEOに影響したりする心配はありません。
手順:ブログカードを確実に更新する方法
ミナちゃん先生、アイキャッチ変えたのに、カードが直りません…!



大丈夫。こうやって順番にやれば、必ず新しくなるよ。
ブログカードのURLの最後に ?v=2 を追加します。これだけで「新しいバージョンを読み込んでね」という合図になります。
👉 URLを更新するため、ここで解決することが多いです。
記事を保存したあと、ページをリロードすると、ブログカードが最新状態として再読み込みされます。
👉 WP側が新しいブログカードを作ったかをチェックします。
更新が反映されない場合、SWELL設定のキャッシュを一度OFFにして、再びONに戻すと内部キャッシュがリセットされます。
👉 SWELL内部のキャッシュが強く残っている場合に必要です。
Xserver などのサーバー側キャッシュが残っていると、古いサムネイルが表示されることがあります。
その場合はサーバーのキャッシュも併せて削除してください。
👉 Xserverなど外側でキャッシュしている場合に必要です。
補足:?v=2以外でも同じように動きます
ブログカードのキャッシュを更新するために使うパラメータは、?v=2 に限らず どんな文字でも“更新のきっかけ”になります。URLのあとに別の印をつけることで、「これは新しいバージョンですよ」という合図がブラウザやSWELLに伝わる仕組みです。
数字は何でもOK
たとえば、次のような書き方もすべて同じように働きます。
?v=3
?v=10
?update
?cacheclear=1
数字でも英単語でも、“URLがこれまでと違う形になっていること” がポイントです。
SEOへの影響はありません
URLに追加したパラメータは、公開時にSWELLが自動的に取り除いて「正規URL」に戻してくれます。
そのため、
- Google に別ページとして評価される
- 重複URLとして扱われる
- SEO ペナルティになる
といった心配はまったくありません。
実際に公開されるページには純粋なURLだけが残るので、サイトの評価や内部構造に影響が出ることもありません。
パラメータは“キャッシュ更新スイッチ”として使うだけ
読者が見るページやURLには残らず、あくまで ブログカードを新しい情報に切り替えるための一時的なスイッチ として働くだけです。
まとめ|ブログカードの “最新化” はやさしくできます
SWELLのブログカードは便利ですが、内部キャッシュが働くことで アイキャッチ画像の更新がすぐ反映されない ことがあります。
そんなときは、URLに ?v=2 のような“ちいさな合図”をつけるだけで、ブログカードを新しい情報として読み込んでもらうことができます。
- ?v=2 だけで解決するケースがほとんど
- 更新されないときだけ、キャッシュのOFF/ONやサーバーキャッシュ削除を追加
- 数字や単語など、どんなパラメータでも更新のきっかけになる
- 公開時にはパラメータが自動で消えるため SEOにも影響なし
というように、とてもシンプルな方法で改善できます。
ブログカードが古いまま変わらない…というときは、慌てず、この記事の手順を上から順に試すだけで、ほとんどの場合すぐに“新しいカード”へ着替えてくれます。
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