このページでできること
ARCHISS Maestro 2S と Maestro TKL(テンキーレス)のキーボード全体のサイズ比較と、Maestro 2S と Maestro FL(フルサイズ)のテンキー部分のキーレイアウトの比較ができます。
ARCHISS Maestro 2S の特長を理解して、キーボードを購入するときの参考にしてください。
キーボードを探しに梅田のヨドバシカメラへ
以前から使っていたキーボードがギシギシして、良く使うキーが引っかかったりと、キーボードを叩くのが苦痛になってきたので、梅田のヨドバシカメラに新しいキーボードを探しに行きました。
色々なメーカーから、幅広い価格帯のキーボードが発売されているなかで、2日間に分けてヨドバシカメラ マルチメディア梅田の地下1階に展示されている全てのキーボードを触りながら、候補を絞り込んでいきました。
そうして最終的にたどり着いたのが、ARCHISS Maestro 2S です。
ARCHISS Maestro 2S の特長
ARCHISS Maestro 2Sの特長は、テンキーレスサイズのキーボードにテンキーが付いていることです。
テンキー付きの日本語キーボードは、ホームポジションがキーボードの左側に偏っていて、基本姿勢でモニターに対して体が左に傾くので、普通にタイピングしずらいです。
また、マウスを使う時にもテンキーがじゃまになるので、最初はテンキーレスのキーボードを買うつもりでヨドバシカメラにでかけました。
下のイラストが、テンキーレスの ARCHISS Maestro TKL です。テンキーがないので、キーボードのレイアウトがすっきりしています。
Maestro TKL と Maestro 2S の差は W25mm
ヨドバシカメラ マルチメディア梅田の店頭でキーボードを比較して、最初はテンキーレスの Maestro TKL を買うつもりでしたが、全体的に軽いタッチのキースイッチが採用されていて、タイピングしてみた感触はしっくりきませんでした。
その日は一旦家に帰り、ARCHISS のサイトを見てみると、Maestro TKL のサイズが W360 x D140 x H26~36mm、テンキー付きの Maestro 2S のサイズが W385 x D144 x H28.5~38mmと書かれています。
ここで、Maestro TKL と Maestro 2S の大きさは、W25mmの差しかないことに気づきます。
Maestro 2S を選んだ理由
Maestro TKLとMaestro 2Sの大きさが、W25mmしか変わらないことに気づき、これなら「テンキーが付いていても気にならないのでは?」と思ってさらに調べてみると、Maestro TKL は、5種類のキースイッチが採用されているのに対して、Maestro 2S は、「黒軸」「クリア軸」を含む、7種類のキースイッチが採用されていています。
翌日改めてヨドバシカメラ マルチメディア梅田の店頭で ARCHISS キーボードを触ってみると、展示されている7種類のキースイッチの中で「クリア軸」 がしっくりくることを確認、その場でARCHISS Maestro 2S を購入しました。
CHERRY MXスイッチ
ARCHISSのキーボードは、メカニカルスイッチを採用していて、CHERRY MXスイッチもそのひとつになります。Maestro 2S には、「赤軸」「茶軸」「青軸」「黒軸」「静音赤軸」「スピードシルバー軸」「クリア軸」と7種類の選択肢があります。
それぞれ「キー荷重」「入力位置」「キーストローク」「クリック音」などが異なるため、7種類の軸の中から好みのキータッチを選ぶことができます。
Fn + key = コマンド
英語配列のキーボードで、Fnキーとの組み合わせで使えるコマンドです。
Fn + key =コマンドの一覧です。
Fn + I = Print Screen | Fn + O = Scroll Lock |
Fn + P = Pause | Fn + = = Insert |
Fn + Backspace = Delete | Fn + 右 Ctrl = Menu |
Fn + Pg Up = Home | Fn + Pg Dn = End |
Fn + ↑ = Page Up | Fn + ↓ = Page Down |
Fn + ← = Home | Fn + → = End |
日本語配列のキーボードは、一部キーが異なりますのでご注意ください。
ARCHISS Maestro 2S の注意点
Maestro 2S を使っていて気になるところを紹介します。
Maestro 2s を買って帰って早速PCにつないでみると、いくつか気になることがありました。
- Delete キーが遠い
- Page Up Page Dn キーが遠い
- Home End キーがない
- 0 キーが小さい
一番気になるのは、テンキーの 0 の位置が 2 の下に配置されていることです。0 キーの大きさは、フルサイズキーボードの半分のサイズになります。
ARCHISS のフルキーボード Maestro FL と Maestro 2S の 0 キーの配置です。フルキーボードの場合 0 キーは 1 2 の下にあるので、フルキーボードに慣れている人は 0 キーの配置に違和感があるかもしれません。
まとめ
ARCHISS Maestro 2S と Maestro TKL のキーボードサイズの比較、ARCHISS Maestro 2S とフルサイズキーボードの Maestro FL のテンキー部分の比較を通して、ARCHISS Maestro 2S の使い心地を紹介しました。
テンキーレスサイズのキーボードに、テンキーを配置しているので、使い慣れた場所にキーが無いなど使いにくい部分もありますが、キータッチについては満足していますし、Fn + Key コマンドを採用するなど、全体的によくできたキーボードだと思います。
ARCHISS Maestro 2S には、その他にも「macOS風配列最適化モード」や「キー入力の切替・制限等に便利なDIPスイッチ」「PCゲーム使用時に便利な機能」「スペースキー下のLEDインジケータ」など、沢山の機能が用意されています。
詳しい機能紹介は、ARCHISS の公式ページをご覧ください。