第4回|くり返しが、世界にリズムを与えた日(やさしい”プログラミングの世界”シリーズ)

当サイトでは、コンテンツの一部に広告を掲載しています。
第4回|くり返しが、世界にリズムを与えた日(やさしい”プログラミングの世界”シリーズ)

やさしいプログラミングの世界 | 第4回

目次

同じ動きが、時間になった瞬間

もし、という分かれ道をくぐり抜けると、
世界は、いくつもの未来を持つようになりました。

けれど、その世界は、まだ少しだけ、ぎこちないままです。

動いて、止まって、また動いて、また止まる。

そこに、新しい力が加わったとき、
プログラムは、はじめて「リズム」を手に入れます。

同じ動きが、何度も、静かによみがえる。

くり返しは、
プログラムに「時間」を与える、
小さな魔法なのです。

くり返しが生まれる瞬間

同じ作業を、
何度もくり返す。

それは、
人が日常で、
とても自然に行っていることです。

歯をみがく。
ごはんを食べる。
階段を一段ずつのぼる。

どれも、
ひとつひとつは小さな動きですが、
くり返されることで、
ひとつの「流れ」になります。

人は、
くり返しの中で、
時間を感じ、
暮らしをつくっています。

プログラムの世界でも、
同じように、
くり返しは、
動きのはじまりになるのです。

一度描いた動きが、また戻ってくるとき、世界は少しずつ、生きものに近づきます。

同じ動きが、何度もよみがえる

1回だけじゃ、足りなくなったとき

「1度だけ」では、
足りない場面があります。

あいさつを、
1回だけで終わらせるのではなく、
毎朝、何度でも伝えたい。

数を、
1つだけ数えるのではなく、
1、2、3と、
続けて数えたい。

そんなとき、
人は、
自然にこう思います。

「これを、
もう1度やってほしい」

この「もう1度」が、
プログラミングの中で、
静かに形になったものが、
くり返しなのです。

くり返しが、時間をつくる

第4回|くり返しが、世界にリズムを与えた日(やさしい”プログラミングの世界”シリーズ)くり返しが、時間をつくる

止まらない世界、動きつづける世界

くり返しが生まれると、
プログラムの世界は、
止まらなくなります。

動いて、
少し休んで、
また動いて、
また少し休む。

それは、
まるで、
時計の針が、
刻みつづける音のようです。

音楽のリズムも、
波のさざなみも、
人の呼吸も、
すべて、
くり返しの中にあります。

プログラムも、
くり返しを持つことで、
はじめて、
「流れる時間」を持つようになるのかもしれません。

くり返しは、やさしい自動化

人の手を、そっと離れる瞬間

同じことを、
何度も続けるのは、
ときに、
とても大変な作業です。

だから人は、
だんだん、
こう思うようになります。

「これ、だれかに、代わってもらえたらいいな」

その「だれか」が、
プログラムなのです。

くり返しは、
人の手を、
そっと離してくれる仕組みです。

一度だけ教えてあげれば、
あとは、
静かに、
正確に、
何度でも続けてくれる。

それは、
とてもやさしい、
自動化のはじまりなのです。

くり返しの終わりが、また次を生む

くり返しは、
ずっと続くものもあれば、
どこかで終わるものもあります。

十回で止まるくり返し。
合図があったら止まるくり返し。
ある条件を満たしたら終わるくり返し。

「どこまで続けるか」も、
実は、とても大切な決まりごとです。

終わりがあるから、
次の動きが生まれます。

終わりがあるから、
次の物語が、
そっと始まるのです。

数えることで、世界は変化しはじめる

くり返しに、
「数」が加わると、
世界は、
少しずつ、
姿を変えはじめます。

  • 1st
  • 2nd
  • 3rd

そのたびに、
何かが、
少しずつ、
変わっていく。

次の章では、
この「数える」という小さな力が、
どのように、
プログラムの世界に、
変化をもたらすのかを、
やさしく見ていきましょう。

さらに学びたいあなたへ

📘 用途ごとに選ぶ Linux のおすすめ本

あわせて読みたい
レベル・用途別おすすめ Linux 本リスト|UNIX Cafe UNIX Cafe | 第65回 Linux の世界には、「はじめて触る人」「コマンドを覚えはじめた人」「サーバーに挑戦したい人」と、さまざまな段階があります。そんなときに、自分...
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

のいのアバター のい UNIX Cafe 編集部

UNIX Cafe は、むずかしい言葉をできるだけ使わず、物語を読むような気持ちで気軽に学べる場所です。
プログラミングは、アイデアをコンピューターに伝えるための「ことば」。
簡単な単語と文法を覚えることで、誰でもターミナルから便利なコマンドを使えるようになります。
コーヒーを片手に立ち寄るような気持ちで、やさしいプログラミングの世界を、
そっとのぞいてみてください。

目次